「ホームページ」のススメ

モテたい理由/『はてな』を窒息させる「理論派ブックマーカー」 - 琥珀色の戯言


僕はネガコメをつけられるのが嫌だし、チキンなので先日のようにパニクってしまう*1ことが多い。はてな以外のブログを利用していてもブログである以上ははてなブックマークの力から逃れることは難しいだろう。


というわけで「ホームページ」、しかもそれぞれの記事をURIで分けることの出来ない(この界隈だとすぐ思いつく人が居そうだが)形式で日記や意見を書いてみるという提案だ。要するに今の形式に馴染めないなら逃げてしまえということ。
例として挙げたいのが赤の7号である。これはトップページにひたすら日記(持論とかオバカな話とか)を書き連ねるという形式を取っている。そして、「メールフォーム」を利用して読者からの感想・意見・相談を受け付けている。そしてこのメールフォームが非常にうまく機能しているのだ。その大きな作用としては「ネガティブコメントを人前に晒さない」ということだ。もちろんこういったメールフォームでもネガティブコメントが届いていることは、文章を追っていればすぐ分かることだ。しかし、ネガティブな意見を他の閲覧者に見せないということで「炎上」をかなりの割合で防ぐことが出来ているように見える(そもそも炎上するようなこと書いてないハズだけど)。また、反論者を適当にサンプリングしてきちんと反論してやれば、自身の立場はより強固なものになるだろう(その意見に対して反論のメールが来ても放置すれば、他の閲覧者にはさらに反論があったかどうかも分からない)。


このページのはてなブックマークを見てみても、ブックマークの数が少ないし、ネガコメつけてても何がなんだか分からない(どの時点の記事に言及したかが分からないため)。


ここまで書いてやっと気づいたけど、ブログやはてブっていうのは閲覧者の力を管理人の力に近づけるための道具だったんだね。ホームページはまさに管理人=神様で、都合の悪いことはすべて封殺することができる。それをタコツボで引きこもってると非難することは「正しい」と思うし、そういった意味ではブログを使うことも「正しい」ことなんだろう。けど、やっぱり最後にどんなものを使うかっていうのはその人しだいなんだろうなぁ。


はてブもコメントもかわせるような、意見表明サービスがあってもいいと思う。それはとても無責任なツールだと思うけれど。ん、それって、ひょっとして、2chか? ちょっと違うかな。


もう出かけるから推敲してる時間がなかったが、まぁそんな投げやりな記事。
誰かの記事に言及していることを示すのにはやはりブログは便利なツールだと思う。


余談だけど自分のホームページも赤の7号と似たような形式を取っている。開設当時は単に憧れていたというだけだったので、こういった作用については全く考えていなかった。個人的にはメールフォームでネガコメがどんどん来たらものすごいフラストレーションになると思う。

*1:前回の日記とか参照