突っ込みどころ満載な法案に対案

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/cycle/dai8/8siryou2.pdf

ここで紹介されているURLを見て中身をチェックすると、その名目は「海賊版対策」ということである。
つまりは中国に視点が置かれているわけだ。ここで注目するべき表現は「営利目的」という言葉だろう。

さて、ヲタとして気になるのは同人がどうなるか、である。同人の本来的意義から考えれば、ほっといてくれそうなものだが、今日の状況を省みるに、営利目的でない、と言い切ることは難しい。
そういう側面でも同人はピンチである。

やはり政府にはもうちょい考えて貰わないと困る。親告罪の告訴期間が短い(犯人を知ってから6ヶ月)というのならこっちの法律を変えて2年ぐらいにするべきだし(おそらく他の不具合が出てくるのだろうが)、金銭が絡むなら補助金でも出してやれ(これも色々と問題があるだろうが)
最終奥義としては「海賊版撲滅法」でも作ってしまえばいい。
罪刑法定主義に反するというネタ。これからの海賊版だけでも撲滅できればかなり大きいと思うけど。

もちろんこれだけではコンテンツ産業を守ることは出来まい。構造的問題が多いそうですからね。