ニコニコ動画やWinnyでアニメを見て満足できる人たちはオタクって言わない

痛いニュース(ノ∀`):アニメ製作者が、アニメの違法アップロード&ニワンゴに問題提起
オタク業界に金を落とさずにコンテンツだけ消費して、ちゃんと一般的なことに金を使うのは「オタク趣味もある一般人」です。オタクじゃない。古い人間の僕には理解できない、もっと別の生き物だよ。


しかし、nyがMXが普及してた頃から思ってることなんだけど、「製作側に対する敬意を持つ」みたいな考えはもう古いのかなと思ってしまう。別にダウンロードやニコ動でのアニメ視聴自体否定するつもりは全くないけど、「宣伝になるからいいじゃない」「つまらんからDVDが売れないんだ(だから違法アップロードに文句つけるな)」とか、nyやニコ動の利用を嬉々として(それこそ誇りにさえ思っているように)話題に上げる人を見ているとどうにもイライラする。
ニコ動・nyの利用=JASRAC電通の中抜き体質への批判にどうしてなるのかが分からない。そういう文脈で語る人が多すぎやしないかと思う。レイヤーがずれてるでしょ。確かにこういった問題はどうにかしなくちゃいけないことだし、著作権に対する問題意識がこういった問題を通じて高まることはとても重要。でも、これは別の問題。ニコ動やnyを通じての視聴を正当化する言い訳にはならない。
ニコ動やnyで著作物をDLするということを法的に縛ることはできないし絶対にするべきではない。だが、「nyを利用することに対する原罪」を感じるようにならないものかな。