どんどんオタク文化が陳腐化してる件

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そんなことはどうでも良い。
ただの実感としての話なんだけど、やっぱりサブカルにしろオタク文化にしろ、そういうのは一般に認知される、というよりマスコミに取り上げられる、さらに広く言うと、「権威」に巻き込まれた瞬間に終わると思う。書籍化というのもある種の権威だし、TVに取り上げられるなんて最高の権威、国が推進するようになったら紛れもない権威です。
たとえば、今や「萌え」という言葉は完全な流行語となってしまいました。もうすぐ死語になるでしょうね。しかし、死語となった後で、この言葉は生き返るのだと思います。ある年代より前からこの言葉に親しんできた人というのは、やっぱり「萌え」という言葉にはある種の思い入れがあったのではないでしょうか。自分の話なんですが。僕自身多少なりとも思い入れがありましたが、どうもこの言葉が流行してから、僕自身この言葉に含まれている大きな概念を忘れてしまいました。忘れたのは僕の責任ですが、その一因としては、この流行、あるいは権威化が挙げられると思います。

それはそれとしても、やはりオタク側の姿勢にも問題があるんじゃあないかなぁ、という気もしないでもありません。つまり、権威に取り上げられることで大喜びしてる人ですよね。僕もどこかうれしかったりするんですが(メインカルチャーに対するコンプレックス?)、このことで一般からの風当たりが強くなったり、あるいは一般人にそこを「荒らされて」しまう、などということが事実としてある以上、やはり喜ぶべきではないのかもしれません。